Edyn – Garden Monitoring Device

こんにちは、和多瀬です。

ネットで調べ物をしていたら、こんな製品を見つけました。

Edyn

Edynは、ちょうど1年前の2014年7月に、米国の有名なクラウドファンディングであるKickstarterで出資を募り、目標額のおよそ4倍、約4000万円の調達に成功したプロジェクト。

上の動画(英語)を見ると、何ができるのかだいたい分かりますが、TECHCRUNCHというブログにその説明がありました。

このデバイスは、光量と空気中の湿度と気温と、土の栄養分や水分をチェックする。このデータを、植物と土壌科学と気候データベースなどと対照して、その土壌条件でよく育つ植物を推奨する。モニタリングは継続的に行われ、異変が起きたらユーザに警報する。同社はモニタリング装置のほかに、自動灌水機も作っているので、適正量の水やりを自動的に行わせることもできる。
TECHCRUNCH

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現在、モニター装置が一体$99.99、潅水制御バルブ(写真下)が$59.99という価格で、予約販売を受け付けているようです。

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僕たちのように、数万平米という広さの畑全域で使うには、ちょっとコストがかかりそうですね。

ちなみに、製品のデザインは世界的に有名なプロダクトデザイナーYves Behar氏。インダストリアルな雰囲気も残しつつ、自宅の庭など、家庭菜園で使用しても違和感のないデザインに仕上がっています。

創業者のビジョン

創業者のJason Aramburu氏はデバイスを用いたビジネスの最終ビジョンについて、

「どのような気候条件で、どういった植物が上手く成長するかという点について、膨大なデータベースを築くこと」
WIRED.jp

と語っています。

今後、世界の人口は加速度的に増加し(今世紀中に110億人に到達すると国連が予測・資料)、それに伴って食料不足が深刻な問題となる地域が増加する可能性があります。

どのような気象条件・土壌の状態で、どのような野菜や果物がうまく栽培できたか、栽培できなかったといったデータが世界的な規模で、何年にも渡って継続的に収集され、活用できるかたちに整理することができれば、人類にとって非常に有益な情報となります。

そうなれば、この情報を用いて新たなデバイスの開発はもちろん、新たな農法や理論が確立されるはずです。

(そして、Jason Aramburu氏は莫大な富を得ることになるでしょう)

こうした世界的な問題を解決することをビジョンとした、しかし今は家庭菜園を見守るためにリリースされようとしてデバイス、Edyn。使ってみたいし、今後の発展が楽しみです。


和多瀬 彰

TREE&NORFのWEBサイト、印刷物などの制作を担当しています。趣味はキャンプと読書。最近、初めての子どもが生まれ、バタバタな毎日を送っています(詳しいプロフィールはこちら)。

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