夏扇
- 栽培期間……9ヶ月程度
- 特徴……柔らかくて甘みがあり、クセのない食味が特徴。太りが良く、土質を選ばず病気にも強いため、作りやすい品種といわれている。
種まき・畝たて
3月上旬に種を蒔き、ハウスで苗を育てます。畑は肥料を漉き込み耕運をして畝を作ります。
苗の植え付け
畝の端から端まで紐で目印を引き、10センチ間隔で苗を直線に植えていきます。植えた苗は、風で倒れない程度に根元を押さえつけてやります。
土寄せ・追肥・草取り
成長に応じて追肥をし、土寄せをしていきます。株元にしっかり土を寄せることによって、白ねぎの白い部分が長くなります。また、トゥリーアンドノーフの野菜は除草剤を使わないため、こまめな草取りをしなければなりません。草は中耕または手で除草していきます。
収穫
いよいよ収穫です。白ねぎの根元をしっかり押さえて、まっすぐ垂直に抜き、ハサミで根を切り落とします。白ねぎを木箱に入れて箱からはみ出た余分な葉を包丁で切り落とします。
出荷
畑から作業場に運ばれた白ねぎは、土で汚れた表面の皮を皮剥き機を使って剥いていきます。全体をきれいに磨き、根元の部分をきれいにして、計りを使って重さごとに分けて袋に入れ、最後に箱につめて出荷します。