ビニルハウス解体三日目と梅原真さん
今日はビニルハウス解体の続きをして、その後梅原真さんのイベントに参加してきました。
一番手前と一番奥の鉄骨が残ったのですが、これが一筋縄ではいきません。地中で金具で固定してあるうえに、その金具をはずすのに邪魔になる位置にもう一つ別の丈夫な金具が扉のレールに固定されていたのです。しかも、扉のレールはコンクリートで固めてありました。
電動工具も使えず、手工具で地道に解体していきました。手前側の鉄パイプは何とか抜き取ることが出来ましたが、奥のほうは残ってしまいました。台風がこちらへ来ないことを祈りながら、また来週へと持ち越しになりました。
午後からはわったい菜チームとTREE&NORFチームで、鳥の演劇祭でのあるイベントに参加してきました。梅原真さん(写真右)という高知を中心に活躍している「デザイナー」さんのトークイベントです。ただ、デザイナーといっても製品やパッケージだけにとどまらず、美術館のコンセプトをデザインしたり地域づくり製品の企画をデザインしたりととても幅広い活躍をされているそうです。
農産物をただ地域の農協などに出荷していても、産業として成り立たなくなっているというのは日本中の各地で聞かれる話です。同じ農産物がアイディアやデザインの部分で何十倍もの価値があるものになる現実がある以上、確かに農業者もそこに目を向けないといけないと思いました。二つの物を並べて売るという話もなるほどなと頷けるものでした。
お話を聞いて思いついて、ショウガを使ったある新製品を帰りの車中で話題にしてみました。冗談の部分を除いても、インパクトもあって面白い可能性があるような気がしますがどうでしょうか。
わったい菜で現在販売しているショウガ製品も、鳥の演劇祭で販売されていました。小学校だった建物の中で、雰囲気のあるディスプレイをされたコンフィチュールが印象的でした。丁度、お店の方が商品を補充するところで、かなり良い売れ行きだったようでした。これから気温が下がっていく時期に備えていこうと思う方も多いのかも知れません。