多過ぎる農家が日本の農業をダメにする

徳本 修一

トゥリーアンドノーフ代表取締役。消防士、芸能マネージャー、歌手、ITベンチャー役員を経て、子どもたちがおいしく安心して食べられる野菜を作るため鳥取に帰郷しトゥリーアンドノーフを発足。コメで世界を獲ったるで!(詳しいプロフィールはこちら)

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15件のフィードバック

  1. 柳澤重也 より:

    あまりに短絡的!経済性ばかり重視していると日本の中山間地のコミュニティは崩壊。荒廃農地と荒廃山林に有害鳥獣ばかりが闊歩するところとなる。現状での野生動物の生息数はおそらく江戸時代以前の数と思われる。何もせずに中小農家の廃絶を図るならは日本の地方社会は崩壊する。経済性優位の都市の勤労者を気取っても今や日本社会ではそれもほころび始めている。自作農は今の日本には存在しない。かといって中山間地の中小規模の農家の廃絶を願うことは人間それぞれの生き方を選択する自由さえ否定することになる。もっと本格的に有害鳥獣駆除などを行い、従来の農地で通常の農業が可能となるなどの施策をすべきである。農村部の現状をもっとよく見るべきと思う。年々耕作可能な農地は減りつつある。

    • 徳本 修一 より:

      貴重なご意見ありがとうございます。

      拙い文章でこちらの意図が伝わりづらかったと思いますが、中山間地の小・中規模の農家の廃絶を願っている訳ではありません。しかし、特に山間地の農地の社会的インフラ価値(多面的機能)について、これまでの様に地域住民や耕作者などマンパワーでの維持はもう限界に来ており、何かしらの変革の時期にきていると考えています。重要なことは、山間地の農地を全て営農前提で維持していくことは不可能で、それぞれの地域・集落が持っている社会的インフラ価値と、それを維持するための税金コストの費用対効果を見極めながら取捨選択していかないといけません。僕たちの世代はまだ良いですが、これからの世代に膨大な負債を残していくことになります。

      また、僕自身、中山間地に住んでおりますが、自作農家(高齢者・後継者無し)は、現在も多く存在しています。ただし、趣味的な農業であったり、健康維持的な側面もあるので、これもまた一つの農業の価値だと認識しています。

      • 吉田 直人 より:

        勝手なアイデアですが、日本の中山間部は原始的農業に特化して、民泊とレストラン カフェ 山歩きや さわ歩き、 原始的なお祭りを再現したり、 田植えも馬や牛を使ったり手で植えたり、そもそも農業で利益を出す事を考えない方がいいと思います。それよりも自給自足、それから観光 飲食 イベント サービス業などで利益を上げればいいかもしれません。イメージはバリ島やフィジーみたいな感じでしょうか?民泊は農家のおかーさんがやってますが、駅から送迎し、1人1万円もらえるので、8人で8万円です。送迎日と2食で1人1000円食費を使いません。水光熱費入れて1人1000円位でしょうか?農業体験は無料でつけていますが、9000円総取りできます。中山間部の農家の誰が1日で8万円の売り上げを上げれるでしょうか?横並びの事業展開は難しく、事業主として、どんどん、地域資源を使いながらできる事業に取り組むべきだと感じます。民泊の事業モデルがその地域で飽和すれば、別の事業を考えて、それをするだけです。事業が失敗することに意味があり、失敗による経験で新たなビジネスチャンスやアイデアが出てきます。

  2. 多田野人 より:

    食えない農家はとっくに退場しております。
    私のように。 日本の農家が世界と戦うかどうかは自由ですが、世界と戦う農家が日本の食を守れるのかは怪しいものですね(笑) 

    日本は事実上、食糧自給を犠牲にすることで、国際社会(特にアメリカ)と強力に繋がっていく政策であると認識しています。

    それもよかろう。 だが犠牲にした者たちへのフォローを忘れてはいけませんよ

    • 徳本 修一 より:

      貴重なご意見ありがとうございます。

      食えない農家は、僕が住んでいる中山間地には、高齢者が主ですがまだ多く存在しています。ただし、自家消費の米栽培であったり(田植えや稲刈りは家族が揃いコミュニケーションが生まれる)、趣味的な農業であったり、健康維持的な側面もあるので、これも一つの農業の価値だと認識しています。

      少子高齢化で縮小する国内市場、更なる情報化社会を背景に、世界市場とのコンタクトは必然的な流れだと考えています。食料自給率の解釈に関しては、色々な見方が出来ますので、また改めてブログ記事にしたためたいと思います。

  3. 榎本浩規 より:

    ほとんどの 事に共感いたしました❗ただ1つ間違っているのは 愛知県に限りなのか 全ての水田に充分な水を供給することは不可能です 私の地区では 毎年生産調整を 水田の半分ほど行っています が 節水断水などが起こります 農地も毎年企業 住宅と 作られ無くなっている 残った農地60~70%しか無いのにその 半分です 稲を植えるのは❕ だけど水不足になっています どんな活動をしたら 農業の現状を正しく伝える事が出来るのか 悩んでいるところです 良いアドバイスあればいただきたい❗

    • 徳本 修一 より:

      共感いただき、嬉しいです。

      ご指摘の通り、全国一律で全て水源が豊富なわけではなく、地域ごとに事情はありますよね。農地転用でジワジワと経営面積が減っていくのは深刻ですよね。もう少し詳しいロケーションが分からないと何とも言えないんですが、例えば地元企業と共同での収穫体験などの定例イベント開催などでしょうか。鳥取では生協以外にもスーパーマーケットやガス会社などがPR目的で農業イベントを地元農家と組んでやっている事例もあります。身近に農地があるから享受できる豊かさと楽しさがある的なテーマで。

  4. 上畑 より:

    大変頼もしい記事有難う御座います。しかし昨今の種子法廃止や種苗法改正は今後の日本の農業にとって大きなダメージとなると思われますがいかがでしょうか?

    • 徳本 修一 より:

      コメントありがとうございます。

      種子法廃止や種苗法改正について、この事案もメディアや著名人のミスリードが散見されていますので、改めてブログ記事にしたためたいと思っていますが、現状においては特に農業界へのダメージは無いと考えています。

  5. 永坂宗三 より:

    私も技術の向上に取り組みます。
    組織化を選択するかどうかは今のところわかりませんが、生産性と品質の向上には真面目に取り組みたいです。
    徳本さんも数年間の試行錯誤があったのですね。
    過去の記事も参考になりました。
    徳本さんの記事に会えてよかったです。

  6. 吉田 直人 より:

    基本は人物金・これが回らないと大も小も中も無くなる。大は大なりにいい事と悪い事が共存するし、小も中も同じ。小を経営するのは知恵と仲間が必要で今の日本の小にはそれが無い。つまり、小は早かれ遅かれいずれ、人物金が無くなるので次第に減っていく。そんな中でも知恵ある小が人物金を集め維持する小もあれば、大きくなる小もある。それは思想次第・・・。ただ、小全体から言うと1%以下だろう。今後日本の大規模農家にも経済の波と言うロックダウンがおきる。これは社長の器により、崩壊を避けられる。給料が打てない社長は急に頭を下げても遅いかもしれない。常に宴会や一緒に御飯を食べる事で社員と仲間感覚の社長は困った時に救われる。会社が大きくなればなるほど、内部留保の金額が無い場合、人件費だけで1年に1億が飛ぶ・・・。農業の50%は収穫後の仕事でIT化やAI化の波が来るがそれよりも先に、高齢化・少子化・コロナ・地震・戦争と今後、売り上げを落とす流れは必ずやってくる。本来、農業は自由競争をするべきではない産業だが、デフレ下で野菜価格が安定的に下がっている。スケールメリットや生産性で秀品率を上げた商品は国民の懐具合と他社との競争により価格が決められる。多くの農家は100haを超える前後で自ら政治立候補する、あるいは、政治家との癒着を強くし、補助金をおろす事業にエネルギーを割く。これが現状ではないでしょうか?日本で一番大きな農業グループは日本で一番補助金を取っています。そして、小規模農家の多くは補助金を取る事が難しい場合もあるし、小規模は補助金が小規模な事が多いです。日本の農業は1億円の売り上げで300万円の内部留保があれば十分です。ただし、その内訳の経費の多くは補助金でなりたっているので、実質は赤字の企業も多いです。大企業で単作や中品目で補助金なしでやっている企業は国内に本当に少ないと感じています。本来は日本の農業法人や個人事業主が外国からの農作物と加工品を全て止めるという事を訴え、デモを毎週するべきでしょう。そこに目を向けないのが不思議でなりません・・・・。我々は輸出という無駄な導線よりも国内の全ての食に入る事ができるチャンスをつかむべきだと感じています。私の住む小さな町でも青果だけで年間八億円の流通があります。加工品や穀物なども多くの日本の農業生産法人が作るなら、各地域で小規模中規模大規模の農家はもっと楽に利益を得る事が可能です。現在、経営者の年齢が60歳を超えている小規模農家は実質後10年で終焉を迎えますが、僕は、日本だけではなく、全世界に小・中規模の農家が増える事が重要な事だと感じています。そして、リスクヘッジとして、小規模同士の農事組合法人を作る経営モデルが現在の日本の農業のモデルでは一番可能性が高いです。労働者は外国人労働者と外国人ボランティア・そして、中規模以上の機械化と社員の短期的な習熟などが必要になってきますが。中量多品目で加工品も含めた生産でできるだけ流通コストをかけずに降ろすあるいはダイレクトセールにより価格が安定し、経営も安定すると感じます。この流れは国内ではイオンが作ります。もしかするとイオンに出荷しているのかもしれませんが・・・。ヨーロッパにある経営モデルをイオンは農業と小売りに入れ、生産流通小売りを12年以内に国内で完成するように感じています。これからの多くの農業法人の絶対条件として生産・運送・小売りを一本化する事が必要になってくるように思います。ECの方が安く売りだせるならECでいいし、小売りの方が安いなら小売りでいいでしょう。今後日本に大規模農業がたくさん出てくる事と同時に農業法人がECや運送・加工品・小売りを実践する事が王道になるように感じています。

  7. 後藤敦弘 より:

    北海道で30年、今は法人化し農業続けてます。自ら生産物の価格を決められない事が嫌だった事、海外の先端技術が日本に中々入らないことに不満を持って海外に出て13年、今は東京拠点に農mers Cafeで農産物の販売や農業について啓蒙活動しております。はっきりと正直にモノを言う徳本さんの言葉と方向性に共感しております。日本ではタブーな減肥を教えるYARAノルウェーの肥料会社(海外では当たり前な技術)とドローンを自動制御するCapture(無料アプリ)Pix4D社協力頂きながら活動してます。実証試験頂ける方を探してましたが、如何でしょうか?コメント書き込みからだと気持ち悪いかま知れませんが思い立ったら吉日。コメント致しました。

    • 徳本 修一 より:

      ファーマーズカフェのHP、拝見させていただきました(^^)
      ご紹介いただいている資材等について、もう少し詳しい情報を tokumoto@treeandnorf.com へ、メール頂けますでしょうか。
      よろしくお願いいたします。

  8. 荒川の管理人 より:

    土地改良区の汚職、漁港の汚職、JAの汚職、地方議員の汚職

    これで後継者がいないとかやはり地方はダメだね(笑)

  9. 大橋広希 より:

    はじめまして!
    徳本さんの記事を見て
    日本の農業の問題が簡単にわかりました!

    高校卒業後、農業に携わりたいのですが
    知識も人脈もなくどこから手をつけたらいいのか
    わかりません。
    図々しいですが徳本様のアドバイスご意見お待ちしております。

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