月夜の米ぬか
今日は有機JAS講習会の二日目に参加し、米ぬかを入手して秋冬野菜予定の圃場に散布しました。
有機JAS講習会は今日が本番という感じで、とても内容も濃いものでした。法律や書類の話や、実際に現場で使用して良い資材の話など、分野も多岐にわたりました。わからなくなってきた部分があれば即質問して、の繰り返しで何とか理解できた気がします。
同じ資材でも農薬としての効果を期待してまくとNGで、土壌改良資材としての効果を期待してまけばOKだったりとか、法律独特の一般観念からはずれていると思う部分も直感的に理解できず頭を悩ませました。わかりやすく、また根気強く説明してくださった講師様に感謝です。
ラジオのニュースで鳥取空港が38.1度の最高気温を記録とアナウンスしていました。地方版のニュースではなく、全国版のニュースでした。今日は一段と厳しい猛暑でした。真昼の有機JAS講習会の最中にクーラーの利きが悪かったなぁと思えば、そういうことだったようです。
念願の米ぬか20袋を中嶋米穀さんから入手できたので、夕方涼しくなったら散布しようと思ったのですが、18時の鳥取の気温は34度…全然涼しくなりませんでした。日が沈んだ時間になってしまいましたが、今日中にまいてしまおうと暗闇に包まれつつある逢坂の谷で米ぬかをばらまき始めました。
18時の頃と比べれば幾分涼しくなった気もしましたが、予定の米ぬか18袋をまいた時点で空はすでに夜空でした。2袋は作物の追肥に使う予定です。夜といっても真っ暗というわけではありません。月がほぼ満月なので、それでも作業はしやすかったです。明るい暗闇に目を凝らしてみると、ゆらゆらと動くLED懐中電灯らしきものがいくつか見えたので、暑さを避けて月夜に行動しようと考えた方は結構居たようです。
太陽の恵みに感謝とはよく聞きますが、月の恵にも感謝した一日でした。