キャベツとレタスの栽培を開始 – 播種
こんにちは、和多瀬です。
秋以降の栽培準備、太陽情熱処理と並行して苗づくりを始めました。
今年の秋冬野菜の主力はにんじんですが、小規模ながらキャベツやレタスも栽培します。いずれも育苗箱という苗を育てるためのポットに種を蒔き(播種=はしゅ)、発芽して一定の大きさになったら畑へと移します(定植=ていしょく)。
まず、育苗箱に入れる土をつくります。種まき用の有機培土に、キャベツやレタスの成長に必要なミネラルを加え、撹拌器でしっかりと混ぜます。
並行して、種を入れる育苗箱を準備します。写真に写っているポットは、8×16(列)=128個のポットが連結したもので、セルトレイと言います。
培土とミネラルがしっかり混ぜ合わさったら、セルトレイに入れていきます。
土を入れたら、播種機を使って、一つのポットに一つずつ、種を入れていきます。写真はレタス(品種:ラプトル)の種。
以前は一つひとつ手で入れていたのですが、昨年、他農場を視察した際に「はんでぃ蒔っく」というユニークな名前のアイテムがあることを知り、今年から導入。
ちなみに、見た目も仕組みもごくシンプルですが、結構なお値段です(笑)。
培土に、ちょうど種と同じような色と大きさの粒が含まれているので紛らわしいですが、白い種がしっかりと一つずつ入っているのが分かります。
その上から、保湿の役目を担う土壌改良剤をかけて、播種作業は完了です。
この作業を、キャベツとレタスを合わせて1万3000粒分、実施します。なかなか気の遠くなる作業です。
畑に植えることができる大きさになる、およそ3週間の間、水やりをしながら観察・管理を続けていきます。
キャベツやレタスの成長記録、次は畑への定植時にご報告したいと思います。