新じゃがで作ろう「じゃがいものニョッキ」
こんにちは、和多瀬です。
3月も下旬になり、鳥取では朝晩の温度が高くなって、街では上着を着ている人を見かけることも少なくなりましたね。さらには桜の蕾も膨らんできて、昨日、ここ鳥取市でも開花宣言!
いよいよ春らしくなってきました。
そしてスーパーマーケットでも、新じゃが(いも)とか新たま(ねぎ)とか、「新」が冠せられた野菜が並び始めました。
トゥリーアンドノーフのじゃがいもは6月中旬からの収穫開始となりますが、今日は出始めた新じゃがを使った料理をご紹介。じゃがいもをたっぷり使った「じゃがいものニョッキ」です。マッシュポテトにして調理するので、男爵を使って調理します。
ニョッキとは、じゃがいもと小麦粉を練りあわせて作る丸い形をしたパスタのこと。古代ローマ時代には既に食されていたようです。長い歴史があるんですね。
じゃがいものニョッキ
調理時間:約30分
材料(4人分)
- ニョッキ
- エリンギィ……2本
├じゃがいも(男爵)……4個
├卵黄……2個
├薄力粉……170g
└塩……小さじ1/2
- ホワイトソース
- パセリ……適量
├バター……40g
├小麦粉……20g
├牛乳……400cc
└塩・こしょう……適量
作り方
1ニョッキの生地を作る。皮付きのじゃがいもを潰せる硬さになるまで茹でる。熱いうちに茹でたじゃがいもの皮をむき、ボールに入れてかたまりがなくなるまで潰す。薄力粉を加えて混ぜ、卵と塩を追加してさっくりと混ぜる。
2まな板に打ち粉をし、生地を直径3cmほどの棒状にして1cmの厚さに切っていく。切ったものを手で丸め、フォークの背で押して凹凸をつける。粗熱が取れたら冷蔵庫で15分ほど寝かせ、沸騰したお湯に入れて1、2分茹でる。
3ホワイトソースを作る。バターと小麦粉をレンジで2分加熱し、溶けたバターと小麦粉をよく混ぜて、牛乳を少しずつ加えながら混ぜる(1)。フライパンでエリンギィを焼き、(1)を入れ、ニョッキを入れて絡めて完成!
ここがポイント
- ニョッキの生地は薄力粉の分量を減らしても作れます。じゃがいもっぽさが強くなり、食感が柔らかくなります。
- ニョッキの丸めた生地をフォークの背で押して凸凹をつけるのは、ソースを絡めやすくするためです。
- ニョッキをねって捏ねたものをラップし、冷蔵庫で2-3日寝かせると、よりしっとりしたニョッキが楽しめます。
今回使用した鳥取のおいしい食材「エリンギィ」
今回のレシピには鳥取県のきのこ「エリンギィ」を使用しました。
エリンギィと聞いて違和感を感じる方もいると思います。皆さんがよく耳にする「エリンギ」の学名は「Pleurotus eryngii」。なんと「i」が二つあるんです!
鳥取県の内陸部の八頭町にある「北村きのこ園」は、様々なきのこの栽培ををしており、エリンギィを年間500トン、栽培しているそうです。
北村きのこ園では、一般的な栽培の適温より1~2度下げることにより、ゆっくりじっくり成長させて、エリンギィのうま味を生む菌糸量を増加させます。これがおいしさの秘密のようです。
作り終えて
ニョッキのもちもちした食感がやみつきになりそうです。その他のパスタと同様、ソースを変えることでバリエーションが広がりそうですね。
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