有機じゃがいも(男爵)の収穫作業
こんにちは、和多瀬です。
先週から、有機じゃがいもの収穫が本格的に始まっています。
例年どおり、男爵とメークインの2種類のじゃがいもを栽培していますが、収穫が始まったのは、そのうち男爵です。
じゃがいもの収穫にとって、土がしっかり乾いていることが必要条件の一つなのですが、梅雨のこの時期はまる一日雨が降らない日でも貴重。
昨日はそんな貴重な一日ということで、早朝4時から日暮れまで、スタッフ総出で収穫作業に明け暮れました。
ポテカルゴ
じゃがいもの収穫には、このポテカルゴという専用のマシンを使用します。
ポテカルゴが畝(うね)をえぐりながら埋まっているじゃがいもをすくい上げてベルトコンベアに乗せ、それをスタッフが手で拾ってコンテナへと入れていきます。
じゃがいもは休みなく運ばれてくるので、手を休める暇なんてなし! ひたすら流れてくるじゃがいもを拾い上げる作業は集中力と根気、体力を要します。
コンテナに入れたじゃがいもは作業場に運び、選別機で大きさを分けてから乾燥させ、土を落として箱詰めして出荷します。その模様はまた別の記事でご紹介しますね(昨年の様子)。
今年のじゃがいものデキは?
さて、今年のじゃがいものデキはと言いますと。
収穫の休憩時、スコップでひと株分を掘り出し、重さを量ってみました。
約1.5kg。
もう一つ、別の株を掘ってみましたが、こちらは1kgチョットでした。昨年はひと株あたり、300g前後でしたので、3〜5倍の収穫量です。
これは、今年から取り組んでいる畑の土の分析と、その結果を元にした丁寧な肥料設計の賜物だと考えています。つまり、ただ、たくさん実がなっただけでなく、本来持つべき栄養素やミネラルをたっぷり備えているじゃがいもがたくさん育った、ということです。
既に出荷は始まっていますので、みなさんのお住まいの地域の小売店に並び始めると思います。トゥリーアンドノーフの木のマークの付いたじゃがいもを見かけたら、ぜひお試しください!