じゃがいもの収穫と出荷
こんにちは、和多瀬です。
今年の梅雨、鳥取ではあまり雨が降りません。おかげさまで、収穫も比較的順調です。
今月から収穫がはじまったじゃがいもは、おかげさまで好評で、関東地方(成城石井様など)への出荷が本格化しています。毎朝5時には集合し、収穫から選別、梱包をがんばっています。
今日も数百箱を出荷予定。作業場にズラリと並ぶスタッフの車。さあ、時間との勝負。がんばりましょう!
じゃがいも掘りマシン
こちらはじゃがいも掘りマシン。頼りになるヤツです。
両サイドに2名ずつ、最大4人が座って作業します。茎や葉はすでに刈り取っていますので、丸坊主になった畝(うね)の土をえぐるようにして、じゃがいもを掘り出します。掘り出されたじゃがいもは、コンベアに乗って上に運ばれていきます。
じゃがいもには土が付いていますが、コンベアの上でふるいにかけられるようにして落ちていきます。根が残っている場合は、一つひとつ手で切り落としていきます。ちなみに、乗車(作業)人数が少ない時は、前進速度を落として一度に掘り出すじゃがいもの量を落とすなど、細かく調整します。
このマシンを使用することで、単純に手で掘る人海戦術に比べて、数倍は効率的に作業できます。時間だけでなく人件費削減にもなります。
じゃがいものサイズの選別
収穫されたじゃがいもは、選別機でサイズごとに分けていきます。じゃがいもは「Mサイズ 10kg」とか「L、2Lサイズ混載10kg」など、大きさによる分類で注文が入るからです。
じゃがいもを一つひとつコンベアに乗せていきます。
コンベアで上がってきたじゃがいもは、一つずつトレイに移され、写真でいうと手前側にゆっくり流れ、移動します。
このラインの所々に重さを量るセンサーが付いていて、該当する重さのじゃがいもが乗ったトレイの底が開き、選別機の下に置かれたサイズ別のコンテナにじゃがいもが落ち、選別が完了します。
土落とし、検品と梱包
サイズ別に選別されたじゃがいもを、注文に応じて梱包していきます。その前に、じゃがいもに着いた土を落としていきます。
本来であれば、土落としの専用マシンを使用するのですが、この繁忙期にナント故障してしまい、午前中は仕方なく手作業! 軍手をはめて、やさしく撫でながら土を落としていくのですが、じゃがいものほ場(畑)は黒ボクで非常に細かい土質なので、なかなか落ちません。
じゃがいもの土を落とすのも一玉なら楽なもんですが、何万玉ともなると本当に重労働です。
検品を終え、専用のダンボール箱に納められたじゃがいもたち。夕方の集荷を待ちます。
収穫は続くよ、どこまでも
じゃがいもの収穫は、来月7月下旬まで続きます。雨よ、降らないで〜
TREE&NORFのじゃがいも 取扱店一覧
TREE&NORFのじゃがいもは、次の販売店様でお求めいただけます。お近くにお住まいの方はぜひお立ち寄りください。
時期によっては販売がない場合もございます