農事組合法人 たいよう農園を視察訪問
徳本です。
2016年、夏の四国視察行脚の最後は、愛媛県大洲にある農事組合法人たいよう農園です。
もともと四国を訪れる理由であった商談中、話の流れで急きょ訪問することになったため、事前情報をほとんど入れていなかったのですが、現地に着いてスケールの大きさに度肝を抜かれました。
巨大な野菜加工施設や貯蔵施設、北海道や海外など巨大農場でしか見かけない大きな作業機械の数々。
野菜の貯蔵・選果スペースもこれだけの大きさが。
大型の玉ねぎ収穫機。同じものが3台もあります。
元々で養豚業を大規模に経営されていた本田和也社長が、地方再生には農業の産業化しかない!ということで、平成22年から農業生産事業をスタート。規格外の設備投資を繰り返し、現在その規模は200ヘクタール(200万平方メートル)をゆうに超えているとか。
養豚業と連携し、大量に出る堆肥を循環させ、六次化で付加価値・差別化を図り、地元での新卒採用も毎年積極的に行われているとのこと。中長期的には2000ヘクタール(2000万平方メートル)の作付を目標とし、「国を耕す!」をテーマに毎年規模拡大中です。
本田社長の熱い思いを聞きながら、「世の中は広い、色々面白い方がいるんだなぁ」と改めて感じた次第です。
今回はあまり時間が無かったため、生産技術的なお話をゆっくりする時間がなかったのですが、今後色々と情報交換できればと考えています。
たいよう農園の皆さま、ありがとうございました。
* 一部敬称略