じゃがいもの管理
ずいぶんと更新が滞ってしまいました。この時期、農業の業界はとにかく忙しいのです。農繁期ってやつですね。
さて、この夏のTREE&NORFの主力品目じゃがいも(男爵とメークイン)が育って来ています。栽培面積は東京ドーム1個分より少し大きい約5ha(50,000㎡)になります。
芽かき
じゃがいもの植え付けをしたのが、3月下旬から4月上旬なので、1か月半ほど。種イモからは何本もの芽が出て、それぞれから何枚もの葉が出て広がっていくのですが、すべてを伸ばしたままにすると栄養が分散されてしまい、大きくて美味しいじゃがいもが育ちづらくなります。
なので、一番葉ぶりの良い芽を一本だけ残して、あとは取ってしまいます。これを芽かきと言います。
写真は芽かきを終え、一本だけを残したじゃがいもです。
除草作業
そして、このあと続く作業といえば除草、いわゆる草むしりです。私たちは除草剤を使用しませんので、ここに体力も時間もお金も注ぎ込むことになります。
上の写真にもじゃがいもの芽の向こうに小さな雑草が生えているのが見えていますが、これが抜いても抜いてもバンバン生え伸びてくるわけです。
一日中畑にへばりついての除草作業、日焼けしないように完全防備です。
先にも書いたとおり、5万平方メートルというかなりの面積に植えていますので、全てを雑草を抜くのはかなり大変な作業ですが、通路となっている畝と畝の間は、土寄せを兼ねて管理機という機械を使って除草しています。
じゃがいもの花
大変な作業がつづく中、僕たちの心を癒してくれる小さな存在。
じゃがいもの花です。鷲峰山から降りてくる風にそよいでいます。
収穫まであとひと月
じゃがいもの収穫は、およそひと月先、6月20日頃からの予定です!
これから商品を出荷するための専用箱やラベルをデザインして、出荷に備えます。