気高町逢坂地区の公民館祭り
徳本です。
先週末は、僕たちの畑がある鳥取県気高町は逢坂地区の公民館祭りに参加してきました。
逢坂地区は農業の盛んな地域。そこで開催される祭りで、単に野菜を販売するだけでは面白くないし、芸もない。
そこで考えました。
4月に加入した山崎は、「若い頃は本気でイタリア人になりたいと思っていた」と真顔で話すほど、ピザ職人を目指した経歴を持ちます(ピザのことは、ピッツァと言わないと怒ります)。
その彼の技術と、いまTREE&NORFの畑で収穫されている三太郎(だいこん)を組み合わせた、だいこんピザはどうだろう?
組み合わせの意外さと、500度の窯で焼く本物のピザの美味しさを、いつもお世話になっている地元の人たちに楽しんでほしい。そんな思いで、レシピ開発と準備を進めました。
さて、当日。天気は今ひとつでしたが、祭りはたくさんの人で賑わいました。
そして、これが僕たちが提案した「三太郎だいこんピザ」!
具材の主役は三太郎だいこんの千切りとモッツァレラチーズ。彩りとして大根の葉を散らし、パルミジャーノとオリーブオイルをその上からかけています。
これを石窯で一枚ずつ、丁寧に焼きます。
石窯の内部は、温度500度以上。奥に見える炭化した薪と木炭で窯の内部の温度を一定以上に保ちつつ、左手の若い薪の炎でピザの表面を焼いていきます。この2種類の熱源で、外はカリカリ、中はもっちりの生地に。具材にも一気に火が通るので、およそ1分で焼き上がります。
大好評で、焼いても焼いても注文に追いつきません(汗)。
準備していてピザ生地がすぐに底をつき、完売してしまいました。
美味しいものは人を笑顔にしますし、人と人を繋ぐ力を持っているようです。それが地元で採れたもので作られていたら最高ですよね。
楽しい祭りでした。