アグリフードEXPO東京2014
徳本です。
先週、東京ビックサイトで開催されたプロ農業者たちの国産農産物・展示商談会 アグリフードEXPO東京2014に、TREE&NORF(トゥリーアンドノーフ)として参加してきました。
出展数は600以上、2日間の延べ来場者数は1万人以上。この巨大なイベントで、鳥取市気高町で日々丹精込めて作っている野菜たちをPRし、全国から集った様々な農業関係者たちと交流を行いました。
今年からTREE&NORFの畑の面積も格段に広がり、設備及び体制も増強し、より広い市場にわたしたちの作る農作物が提案できる環境が少しずつですが整いつつあります。
鳥取というフィールドで活動するわたしたちが今どういう位置にいるのか、どういうことが価値を持つのか。
こうしたイベントへの参加を通じて、より広い世界、より多くの価値観と触れるとことで、改めて客観的に鳥取の魅力を知り、考えることが出来ます。
モノづくりの現場にいると、どうしても作る過程でのスペックを語りがちになります。わたしたちの農業でいうと、例えば「有機栽培」「農薬・化学肥料不使用」などです。
しかし、これらの言葉は、多くの買い手にとって直感的に理解できるキーワードではないため、むしろ一歩引かせてしまう原因となる場合があります。今回の商談会でも、国産有機農産物のマーケットが頭打ちになっている理由の一つに「分かりにくさ」という要素が大いにあるように感じました。
人(生産者)、産地の美しい風景、美味しさ、安心感。
これらをきちんと分かりやすく伝えていく手段として有機栽培などの技術・規格があります。TREE&NORFを基点にどういう伝え方をしていくのか、わったい菜の挑戦は続きます。