六次産業化体験インターンシップ
TREE&NORFの関連企業が企画・運営している「六次産業化体験インターンシップ」が3月25日〜29日の6日目に渡って実施されました。
六次産業とは
六次産業—1次産業(農林水産業) × 2次産業(加工・製造) × 3次産業(流通・販売)= 6次産業(全部自分たちでやる)—は、農業経済学者の今村奈良臣がつくった言葉で、「一次産業の衰退」という問題を解決するための一つの案です。
当然のことながらこれを実現するのは簡単ではなく、昨日まで畑に立っていた農家がいきなり食品加工や販売までできるわけがありません。2次産業、3次産業それぞれが高度に発展している現代において、コンサルティングと称した人たちから多少の知見を共有・提供してもらえたとしても、1次産業だけをやっていた頃に比べてはるかに潤う状況になるかといえば、非常に困難と言えるかも知れません。
だからと言って「難しいこと」が、TREE&NORFがこれを諦める理由にはならないのですが。
このインターンシップに参加するために全国から集まってきた大学生たちが、鳥取市街地の視察や行政との意見交換、気高町での農作業を通じて、一次産業だけでなく、地方都市に横たわる多くの問題を見つめ、何ができるかをそれぞれの立ち位置で考えてもらえたらと思っています。
農作業体験
プログラム2日目、26日は予定どおり農作業を体験してもらいました。お願いしたのは、先週から始まったジャガイモ(メークイン)の植え付けです。
写真に写っている畑は、比較的小さいのですが、それでもこれだけの人数でやるとすぐに仕事が終わってしまいますね!
この日は非常に良い天気で、暑いほどでした。農業体験を含むインターンシップは天気が崩れると畑に立ってもらうことができないのでプログラムの調整に本当に苦労するのですが、今回はほぼ全日程、天気には恵まれそうです。
学生のみなさん、お疲れ様でした。引き続き、インターンシップ頑張って下さい!
インターンシップに参加してみませんか?
TREE&NORFの関連企業であるバリストライドグループ株式会社では、インターンシップへの参加者を募っています。詳細はリンク先ページにてご確認ください!