梅雨の中休み
こんにちは、和多瀬です。
先週、中国地方が梅雨入りしたと発表がありました。山陰地方に属する鳥取はもともと雨が多いんですが、梅雨になるとさらに降ります。
6月も中旬に入り、春先に植えた野菜たちが出荷を迎えはじめましたが、屋根や壁のない露地栽培は天候と相談しながらの作業、収穫となります。
が、今日は梅雨の中休み。気持ちのいい晴れ間が広がりましたので、スーパーなどの売り場で掲示するポップの写真撮影がてら、栽培中の野菜のほ場(畑)を回ってきました。
どの野菜も、かなりイキイキしてましたよ。
玉ねぎ(品種:O・P黄)
今週から少しずつ収穫が始まってきた玉ねぎ。きれいですね。
かぼちゃ(品種:坊ちゃんカボチャ)
まだ子どもの拳くらいの大きさの坊ちゃんかぼちゃ。収穫は9月頃になりそうです。
トマト(品種:桃太郎)
こちらもまだまだ小さいです。収穫は7月初旬の予定。
とうがらし(品種:三宝甘長とうがらし)
鳥取の在来野菜である三宝甘長とうがらし。ちとアブラ虫がついてしまっていますが(この日の朝、防除作業をしたそうです)。
一般的なとうがらしよりも、大きく、柔らかく、辛みが全くなく食味が良いのが特徴。ビタミンCやβカロチンが多く含まれ、風邪の予防や疲労の回復、髪の健康維持や視力維持に、強い抗酸化作用をもつビタミンEも多く含まれるため、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防や美肌の維持にも効果があるというスゴイ野菜です。
きゅうり
収穫間近のきゅうりは写真を撮り忘れたので、代わりに愛ある眼差しできゅうりを見つめるスタッフ松本の写真を。
なす(品種:千両なす)
夏野菜の代表格、なすも徐々に大きくなってきています。来月くらいから出荷できそうです。
写真のように、U字型のポールを立てて、そこにゴムと紐を格子状に張り、なすが枝をきれいに伸ばせる環境をつくっています。
ですが、なすは蔦(つた)のように勝手に絡んでくれるないので、枝に紐を優しく巻きつけて、格子に自然と枝を伸ばすように導いてやります。「誘引」という作業です。
これをやることで、なすは枝を上へ上へと伸ばすので、上へ枝を伸ばして実をつけて、また枝を伸ばして実をつけてと、およそ3か月の間、収穫することができます。
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およそ1時間のほ場行脚が終了。最後に畑を案内してくれたスタッフと記念撮影(僕は写っていませんが…)。
鳥取は、また明日から雨の予報です。