白ねぎ(夏扇)の出荷が始まりました!

服部です。

鳥取県気高町は今週雪が降る予報が出ました。いよいよ本格的な冬がやってきます。同時に、冬は野菜が美味しくなる季節でもあります。

今週から待ちに待った白ねぎ(品種:夏扇)の収穫と出荷が始まりました。今年の白ねぎは土寄せがうまくできたため、去年より太くて長いものがたくさんできました。

収穫

白ねぎの収穫作業は日の出とともに始まります。朝の光が白ねぎ畑を優しく包み込みます。

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最初に折れ防止と強風対策で設置していたビニール紐と木のくいを抜きます。次に、白ねぎの根元をしっかり押さえて、まっすぐ垂直に抜きます。根がぶちぶちと切れ、立派な白ねぎの胴体が顔を出します。抜いた白ねぎはの上に向きを揃えて並べて、

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ハサミを持ったスタッフが根を切り落としていきます。

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根を切り落とした白ねぎは、根の部分を揃えて木箱に入れます。箱からはみ出した余分な葉を大きな包丁で一気に切り落とします。歯の切れ味が良くとってもキレイに切れるので気持ちが良いです。

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葉を切り落としたら、畳屋さんでもらってきたござで白ねぎが折れないよう優しく包み、軽トラに積み込みます。

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皮剥き

畑から作業場に運ばれた白ねぎは、土で汚れた表面の皮を皮剥き機を使って剥いていきます。ブシューッという大きな音とともに、電動モーターから送られる風圧で皮が剥がれ、一瞬にして真っ白な白ねぎの肌になります。

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この作業をするとねぎの汁が飛び、作業服も軍手も一瞬で白ねぎ臭がついてしまいます。私も昨年この作業をしましたが、お風呂に入っても落ちないほど肌にまで臭いが染み付き、作業期間中の二ヶ月ほど身体から白ねぎ臭が漂っていました。香ばしい白ねぎ農家の方に出会ったらどうか優しく接してあげてくださいね(笑)。

選別・テープ縛り

皮剥きが終わったら、全体をきれいに磨き、根元の部分をきれいにして、計りを使って重さごとに分けていきます。

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選別したものがある程度たまったら、テープで結束していきます。見た目が美しくなるよう向きを揃え、丁寧にテープを巻いていきます。

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調整・梱包

最後に頭の緑の部分を包丁で揃え、白ねぎを折らないよう優しく袋に入れていきます。大きさごとに段ボール箱につめて完成です!

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白ねぎ料理で寒い冬を乗り切ろう!

白ねぎはメインの食材や薬味など、幅広いレシピに合う野菜ですよね。また、抗菌・抗ウィルス作用のあるネギオールという成分が含まれており、風邪の予防や改善効果があるそうです。おいしくて健康体な身体も作れる万能野菜は食べて損なしですね! トゥリーアンドノーフの野菜を使った料理レシピもぜひ参考にしてみてくださいね♪

この寒い冬を白ねぎパワーで一緒に乗り切りましょう~!


服部 美咲

バッグデザイナーを経てトゥリーアンドノーフに入社。いつもピカピカの野菜に元気をもらってます。鳥取県に移住して2年目。6歳のうさぎと二人暮らし。

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