鳥取の冬の味覚!親がにとだいこんの味噌汁

服部です。

鳥取県の特産品である松葉がに(ズワイガニ)の漁が6日より解禁になりました。鳥取県は日本有数のカニの水揚げ量を誇ります。首都圏などでは高級食材とされるズワイガニも、ここ鳥取では日常的に食される食材なんですよ。

今日ご紹介するのは鳥取の郷土料理「親がにとだいこんの味噌汁」です。親がにとはズワイガニの雌のことで、地元では親がに、またはセコガニと呼ばれています。

親がにとだいこんの
味噌汁

調理時間:約30分

鳥取の冬の味覚!親がにとだいこんの味噌汁

材料(二人分)

  • だいこん……100g
  • 親がに……中くらいのサイズ1枚
  • 三つ葉……適量
  • 合わせ味噌……大さじ2
  • 塩……ひとつまみ

作り方

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1カニはたわしなどで洗い縦半分に切る。だいこんは薄めのイチョウ切り、三つ葉は適当なサイズに切っておく。

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2水500mlと親がにを鍋に入れ、強火で茹でる。沸騰したら中火に落とし、アクが出てきたらきれいに取り除く。だいこんを入れて、火が通るまで弱火で煮る。

3味をみて薄ければ塩をひとつまみ入れる。火を止めて味噌を溶き入れ、再度火をつけて煮立つ直前で火を止める。お椀に取り分けて三つ葉を飾って完成!

ここがポイント

  • だいこんを厚く切ると火が通るまでに親がにが煮え過ぎるので、なるべく薄く切ります。
  • 親がにはダシを出すために水から茹でます。
  • 親がにの切り方は、包丁を刺すように刃を入れて、押し下げるように切ります。

今回使用した「鳥取のおいしい食材」

地元では松葉がによりも珍重される「内子」(うちこ)と呼ばれる卵巣とカニミソ、外子(そとこ)と呼ばれる卵が大変美味しい親がに。大きさは松葉がにと比べると随分と小さいのですが、鳥取県ではスーパーなどで安く購入することができるので、一般の家庭でも冬の味覚として親しまれています。

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実はTREE&NORFの代表 徳本は以前、松葉がに漁の漁船に乗船して取材したという経験を持っています。その時の動画がこちら。6分間の動画に、漁師さんたちの仕事がいかに過酷か、かに漁がいかに大変な仕事かが凝縮されていますので、ぜひご覧になってください!

作り終えて

生きている親がにのうるうるした瞳にひるむことなくズバアアアアアン! と頭から真っ二つに切ることができました。。切っている最中ずっと手が震えていました(笑)。かにの甲羅はとても硬いので刃が滑ると大変危険です! ゆっくり慎重に作業してくださいね♪

親がにの出汁がだいこんに染み込んでとっても美味しかったです! これぞ冬の味覚!

ぜひトゥリーアンドノーフのだいこんで試してみてくださいね♪

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服部 美咲

バッグデザイナーを経てトゥリーアンドノーフに入社。いつもピカピカの野菜に元気をもらってます。鳥取県に移住して2年目。6歳のうさぎと二人暮らし。

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