鳥取農業大学校の視察
清水です。
昨日、鳥取農業大学校の生徒さん、約30名の視察がありました。
彼らは同校の養成課程「農業経営学科」の2年間で、生産から販売までの専門的な知識や技術を体系的に学び、習得することを目指して頑張っている学生たちです(ちなみに私自身も、トゥリーアンドノーフ入社前に4か月間、同校のアグリチャレンジ科(*)に通ったことがあります)。
「環境保全と林業」という科目において、有機農業を実践する生産者を訪問・見学するカリキュラムがあるとのことで、その視察先として今回、トゥリーアンドノーフに声がかかったというわけです。
代表徳本が対応する予定でしたが、急きょ福岡出張が入ったため、(口ベタな)私が対応することになりました(汗&涙)。
.
まずは自己紹介と、事業概要から。
少々緊張気味の私。
でも、みなさん真面目に話を聞き、メモもとってくれています。
屋外に移動して、トラクターやオフセットシュレッダー、シーダーマルチなど、農業機材の紹介。
もちろん、ほ場(畑)も見てもらいます。
まずは、先週かつてない規模と速度でアブラムシの被害が広がったほ場へ。
(このアブラムシの被害については現在考察中、後日まとめ記事を公開する予定です)
続いて、根こぶ病にかかった小松菜を。
有機農業は、虫や病気との戦い。厳しい現実をしっかり見てもらいます。
その後、うまく生育できているほ場、
播種したばかりのほ場を見てもらいました。
現場に出て、エンジンがかかり饒舌になってきた私(笑)。
途中、雨が降りはじめましたが、みなさん熱心に話を聞き、たくさんの質問もしてくれました。
.
農業は大変な場面も多いですが、野菜が健康にしっかり育ってくれた時の喜びは無上です。
あまりの生育の良さに笑いが止まらないスタッフ清水。97番圃場。 pic.twitter.com/AJO9gMMYnA
— 徳本修一 (@tokumoto1122) June 1, 2018
農業大学校でしっかり学び、農業家として育ってほしいですね。
これをご縁に、またいつでも来てください。そしていつか、同じ農業家として、意見交換したり、今度は私たちがほ場を視察に行ったり、そんな日が来ると嬉しいなと思います。
* アグリチャレンジ科:実践に活かせる基本技能(トラクターや管理機の操作、農薬・肥料の取扱いと散布のコツ、小農具の使い方等)を中心に、農業の基礎知識と各種品目の栽培管理の基本を学ぶプログラム(出典:鳥取県)