スミサンスイ露地ワイドによる潅水
清水です。
鳥取県東部地方は、梅雨明け以降、1か月以上まとまった雨が降っていません。
少し雨が降りましたが、表層がほんの少し湿った程度。発芽に至る水分にはまだ足りない。。 pic.twitter.com/Fpzy6Q1zvm
— 徳本修一 (@tokumoto1122) August 9, 2018
今夏の高温少雨は、農業・工業用水の取水制限をする地域が出たり、農業用水不足で稲が枯れる被害が出るなど、深刻な影響を与えています。
トゥリーアンドノーフでも、播種ができない、播種ができないから収穫する小松菜がない、小松菜がないから出荷ができない……という深刻な影響を受けています。
土ほこりが舞うほど乾いていて、今日も断念。しかし鳥取東部はホント雨が降らない。。 pic.twitter.com/kZAc64lA1J
— 徳本修一 (@tokumoto1122) August 16, 2018
その影響を最小限にするために、なんとか播種できた圃場については潅水、つまり水やりを実施しています。
以前紹介した「動力噴霧器」でも潅水していますが、あわせてスミサンスイ露地ワイドという灌水チューブも使用します。
散水幅は最大10メートル、細かな水滴で圃場をムラなく灌水します。
水は、用水路からポンプで汲み上げるので、どうしても細かいゴミなどを一緒に吸い上げてしまいます。フィルターでろ過しますが、すぐに目詰まりするため、2~3時間おきの清掃が欠かせません。これが地味に手間です。
潅水が終わったら、専用の巻取機で巻き取り、次の圃場に移動。十分に潅水してからの移動とはいきませんが、朝や夕方など、気温の低い時間帯しか潅水作業はできないため、仕方のないところです。
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今週は台風の影響で雨が降りそう。
明日夜からの雨に期待して播種しまっくっています。 pic.twitter.com/CmqkY9pl5c
— 徳本修一 (@tokumoto1122) August 22, 2018
が、あくまで限定的な降雨で、まだまだ猛暑、干ばつが続く見通し。まだしばらくは、スミサンスイ露地ワイドに活躍してもらう必要がありそうです。